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研究内容

運動・振動・制御 研究グループ
Vehicle behavior, Vibration and Control Research Group

自動車の安全性や快適性の観点から、運動・制御、振動騒音等の検討が重要となります。特に近年、ADAS(Advanced Driver Assistance Systems)や自律走行車両等への展開が国内外で活発に行われていますが、これらの分野で継続的に研究を行っている大学は比較的少ないです。本研究グループでは、このような研究を継続的に実施しており、特に車両運動・制御系の研究では実車両を用いた実験から理論解析まで総合的な解析を実施しています。また、欧米における車外騒音規制強化対応やNV商品性向上と車体軽量化の高次元両立を目的とした自動車の騒音解析を、ハイブリッドSEA法(HSEA法)と防音材のBiotモデル化手法を用いて実施しています。

実験車両

実験車両

自動操縦車両

自動操縦車両

HSEA法とBiotモデルにより防音弱点解析が可能

HSEA法とBiotモデルにより
防音弱点解析が可能

安全とヒューマンファクター 研究グループ
Safety and Human Factors Research Group

安全・快適な運転の実現に向けて、ドライバと車の関係の「あるべき姿」について研究しています。人間-機械システムに関しては、コクピットや運転支援の機能・性能を主な対象として、ドライバの行動・心理・生理の諸特性、および認知・判断・操作の諸特性の評価・解明に取り組むとともに、ドライバの能力のサポート、ドライバと車のコミュニケーション/インタラクション、良質な空間快適性等を実現する技術の構築や、それら技術指針の研究を行っています。自動車交通安全の管理技術に関しては、運転行動や環境のリスク・マネジメントや、運転時の認知・心理に影響を及ぼす諸要因の研究に取り組んでいます。

ドライビング・シミュレータを用いたヒューマン・インタフェース研究

ドライビング・シミュレータ
を用いたヒューマン・インタ
フェース研究

高齢ドライバの視覚機能計測

高齢ドライバの視覚機能計測

一時停止交差点における運転行動の形成要因

一時停止交差点における
運転行動の形成要因

エンジン・燃焼 研究グループ
Engine and Combustion Research Group

自動車エンジンに関連する技術開発および基礎研究を行っています。エンジン関連の研究分野の中でも燃焼技術や燃焼基礎実験、燃焼シミュレーションなどの研究を得意としています。石油代替燃料の研究の一環として、バイオマス燃料やエマルジョン燃料の蒸発・点火・燃焼特性把握の実験や、水素燃料の燃焼実験なども手がけています。国家プロジェクトのSIPに参画しているメンバーは現在奮闘中です。委託研究を受けた例としては、バイオマス燃料液滴の蒸発基礎データの収集やディーゼル機関排気昇温用の予蒸発予混合軽油小型バーナの開発などがあります。

改良型点火プラグの 性能評価試験

改良型点火プラグの
性能評価試験

ディーゼルエンジン排気 昇温用小型軽油バーナの開発

ディーゼルエンジン排気
昇温用小型軽油バーナの開発

レーザーを利用した 燃焼診断

レーザーを利用した
燃焼診断

次世代パワーソース・シミュレーション 研究グループ
Next-generation Power Source and Simulation Research Group

低炭素エネルギーの効率的な活用及びその研究成果によって、地球環境に優しい持続可能社会へ貢献することを目標としています。そのため、自動車に関連したパワーソースの開発・性能に関して、太陽電池、燃料電池やバイオディーゼル燃料等の低炭素エネルギーを利用した基盤技術の検討を行います。また、CAEに基づきエンジン内部/周辺における流動現象のコンピュータシミュレーション技術の開発及び構築も図ります。なお、本研究委員会の成果は、冊子・リーフレットやWeb上での公開及び企業等との共同研究を通して、国内外の広範囲に発信することを考えています。

カーボンクロスに触媒噴霧

カーボンクロスに触媒噴霧

回転羽根による流動シミュレーション

回転羽根による
流動シミュレーション

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パワーモジュール冷却用ループ式
ヒートパイプ実験装置

先進材料・加工・構造 研究グループ
Advanced Material, Forming and Structure Research Group

自動車は、地球環境への負荷低減のための車体軽量化および電気・燃料電池自動車の開発に必要な部品開発が必須となっています。また、新機能および意匠性を考慮した新材料の開発も自動車の商品価値の向上のために期待されています。そこで本研究グループでは、自動車の機能部品及び車体の構成部品の開発に必要な、設計および生産に関する要素技術および複合材料を中心とした革新材料の研究開発を行っています。材料としては、金属、プラスチックおよび炭素繊維等によって強化されたプラスチック系複合材料の開発に加えて、その成形方法および材料特性評価法に関する研究を実施しており、また燃料電池自動車に使用される圧力容器の開発およびその他の構造体の振動特性に関する研究も進めています。

燃料電池自動車用CFRP製グリッド補強容器

燃料電池自動車用CFRP製
グリッド補強容器

金属板材の2軸引張試験装置

回金属板材の2軸引張試験装置

三次元ハイブリッド空力振動実験装置

三次元ハイブリッド
空力振動実験装置

スマートモビリティ情報通信技術 研究グループ
ICT for Smart Mobility Research Group

スマートシティ実現に向けて要の一つとなるのがスマートモビリティ、そこに欠かせないのが情報通信技術(ICT)です。本研究グループでは、スマートモビリティ実現に必要なICT技術のうち、対サイバー攻撃に強いLSI設計技術から、測位、車両通信、画像信号処理技術、車載用組見込みソフトウェアの構築技術、そしてスマートモビリティ社会の構想検討のためのモデリング&シミュレーション技術に至るまで、生産工学部が得意とする社会のニーズにマッチしたモノづくりのための研究開発を行っています。また、更に将来を見据えた自己増殖型ニューラルネットワークの応用技術等に関する研究も行っています。

対サイバー攻撃強度の高い
LSI設計技術
(トロイ回路検出法等)

ITS用測位・航法技術
及び
車輌通信(V2V/V2x)技術

全世界の都市を
対象としたミクロ交通
シミュレーションが可能なFITS
(例:ミシシッピ州立大キャンパスの
シミュレーション)

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