「NU-CARシンポジウム」を下記により開催します。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
開催日時 2025年8月28日(木) 13:15~16:45
会 場 日本大学生産工学部津田沼キャンパス(千葉県習志野市泉町1-2-1)
※上記会場とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催
※参加無料
本シンポジウムは、自動車工学に関わる話題提供や研究の紹介を目的として開催します。 サステナブル社会に向けて、自動車技術は大きく変わりつつあり、材料技術や燃焼技術はさらなる進化が求められています。本年度は「カーボンニュートラル時代の材料・燃焼技術」をテーマに、研究報告4件と平山紀夫教授による特別講演「自動車FRP製品の設計・開発における課題」で構成しました。
【プログラム】
13:15~13:30 開会の挨拶,NU-CAR紹介 センター長 石橋基範(マネジメント工学科・教授)
13:30~13:55 「窒素酸化物が水素混合気の自着火温度および着火遅れ時間に及ぼす影響」 環境安全工学科・助教 齋藤 郁
13:55~14:20 「カーボンニュートラル燃料液滴の蒸発特性調査」 機械工学科・教授 野村浩司
14:20~14:35 休憩
14:35~15:00 「天然由来材料を用いたリサイクル複合材料成形」 機械工学科・助教 鈴木康介
15:00~15:25 「摩擦現象を利用した固相接合技術」 機械工学科・教授 前田将克
15:25~15:40 休憩
15:40~16:40 特別講演 「自動車FRP製品の設計・開発における課題」 機械工学科・教授 平山紀夫
16:40~16:45 閉会の挨拶 副センター長 栗谷川幸代(機械工学科・教授)
【参加申込フォーム(8月27日締切)】
https://forms.office.com/r/YAEuFR80p7
【協賛(予定)】公益社団法人自動車技術会,一般社団法人日本機械学会,一般社団法人日本複合材料学会
【後援(予定)】公益財団法人千葉県産業振興センター,一般社団法人モビリティ・イノベーション・アライアンス
【問い合せ先】 日本大学生産工学部自動車工学リサーチ・センター
千葉県習志野市泉町1-2-1 TEL:047-474-3188
E-mail:cit.nu-car.info@nihon-u.ac.jp
【開催案内フライヤー】ダウンロード
NU-CAR初代センター長を担当された景山一郎先生が2025年5月22日開催の公益社団法人自動車技術会第15回定時総会で名誉会員に認定されました。おめでとうございます。名誉会員の詳細は自動車技術会の規則を参照してください。
2020~2024年度に実施した基層講習会は以下のとおりです。それぞれの実施内容はタイトルをクリックしてください。
実施年月 | タイトル | 講師 | 備考 |
2020年11月 | ドライバの運動特性とそのモデル化 | 景山一郎 | オンライン |
2020年12月 | クルマを支えるサスペンション / ITSを支えるV2X技術 | 原口哲之理/杉沼浩司 | オンライン |
2021年1月 | 人間特性を活用するための統計解析の第1歩 | 石橋基範 | オンライン |
2021年3月 | 自動車のモノづくりの観える化を支える計測技術 | 髙橋進・鈴木康介 | オンライン |
2021年3月 | 自動車の防音解析の基礎から応用講座 | 見坐地一人 | オンライン |
2021年8月 | 路面摩擦特性とタイヤモデルの基礎 | 景山一郎 | オンライン |
2021年11月 | 二輪車の運動力学入門 ~四輪車の運動力学理解から始める二輪車の運動方程式のいろは~ | 景山一郎 | オンライン |
2022年1月 | はじめてのOpenFOAM ~インストールから流体計算まで~ |
角田和彦 | オンライン |
2022年3月 | 物理特性をフィーリングと関係づける統計解析法 | 石橋基範 | オンライン |
2022年8月 | 二輪車の運動力学基礎 ~二輪車の運動と運動方程式の基礎知識~ |
景山一郎 | ハイブリッド |
2022年9月 | FRPの基礎特性と成形方法および製品への応用 | 坂田憲泰 | 対面 |
2023年3月 | ドライビングシミュレータを用いたHMI開発 | 美記陽之介 | オンライン |
2023年7月 | ドライバの運動行動とそのモデル化 | 景山一郎 | オンライン |
2024年1月 | ミクロ交通シミュレーションの基礎と応用 | 福田敦 | 対面 |
2024年3月 | Pythonを用いたニューラルネットワークによる音響信号解析の基礎 | 植村あい子 | ハイブリッド |
2024年3月 | 自動車のモノづくりを支える計測技術 | 鈴木康介・髙橋進 | オンライン |
2024年9月 | 二輪車のステア特性の基礎 | 景山一郎 | オンライン |
2025年1月 | ドライバーの感性を重視したドライビングシミュレータシステム設計ポイント | 大貫正明 | ハイブリッド |
2025年3月 | HEV/BEV向けモータ駆動用インバータのハード/ソフトの基礎設計と実際 | 加藤修平 | 対面 |
2025年3月 | 機械系技術者の燃料電池入門 | 野村浩司 | 対面 |
2015~2019年度に実施した基層講習会は以下のとおりです。それぞれの実施内容はタイトルをクリックしてください。
実施年月 | タイトル | 講師 | 備考 |
2015年10月 | 自動車の運動特性基礎理論とその計測技術について | 景山一郎 | 対面 |
2015年11月 | 自動車人間工学における統計的分析の実践法 | 石橋基範 | 対面 |
2016年2月 | ITS用無線通信技術とM2M/IoT技術の動向 | 杉沼浩司 | 対面 |
2016年3月 | 自動車の振動騒音講座 | 見坐地一人 | 対面 |
2016年7月 | 自動車人間工学における統計的分析の実践 ~主観的評価との連携~ |
石橋基範 | 対面 |
2016年8月 | 自動車の基礎運動理論の理解と走行実験による特性解析の基礎 | 景山一郎 | 対面 |
2016年12月 | 繊維強化複合材料の基礎と成形法および機械的特性 | 平林明子 | 対面 |
2017年3月 | 自動車人間工学における統計的分析の実践 - 主観と物理量の関係を探る統計手法 - |
石橋基範 | 対面 |
2017年8月 | 来るべき時代に備えて ~ビッグデータの活用法~ |
水上祐治 | 対面 |
2017年10月 | 自動車の振動騒音講座 | 見坐地一人 | 対面 |
2017年11月 | 来るべき時代に備えて ~ドライバにも要求されるサイバーセキュリティ対処能力の向上法~ |
古市昌一 | 対面 |
2018年3月 | ドライバの状態計測とその応用 | 栗谷川幸代 | 対面 |
2018年8月 | 自動車人間工学における統計的分析の実践 - 主観的評価と統計解析の連携・活用の基礎 - |
石橋基範 | 対面 |
2018年8月 | 二輪車の運動方程式の構築(初級~中級) | 景山一郎 | 対面 |
2018年12月 | FRPの基礎特性と成形方法および製品への応用 | 坂田憲泰 | 対面 |
2019年6月 | 機器の冷却法(基礎と応用) | 松島均 | 対面 |
2019年8月 | ドライバの運動特性とそのモデル化 | 景山一郎 | 対面 |
自動車工学リサーチ・センター(略称:NU-CAR)が、公益社団法人自動車技術会「第16回技術教育賞」を受賞しました。NU-CAR活動の1つである“リカレント教育を目的とした自動車技術の講習会(基礎講習会・出張講習会)の企画・開催”の実績が、今後の自動車産業界を支える人材の育成への功績として認められました。NU-CARメンバー、賛助会員様および受講者各位のご協力に厚くお礼申し上げます。授賞式は、2025年5月22日にパシフィコ横浜会議センターで執り行われました。
【受賞理由】
日本大学生産工学部自動車工学リサーチ・センターでは自動車工学に関する基礎知識修得やリカレント教育の講習会を継続的に開催してきた。同学部の特徴である「ものづくり」に重点を置き、センター所属の研究者が講師となり、車両運動制御、人間工学、材料加工など幅広い領域の講習会を実施している。基礎講習会はセンター開設当初の2010年から開催しており、受講者は延べ700人近くである。2016年からの出張講習会は同センターの各賛助会員と共同でカスタマイズするもので、受講者は延べ1600人超である。両講習会とも演習・実習など実践的な内容を取り入れている。以上のように、同センターが研究活動に加えて長きに渡り自動車工学の実践教育を行ってきた実績について、今後の自動車産業界を支える人材の育成への功績を認めるものである。
公益社団法人自動車技術会 第16回技術教育賞 受賞楯
2010~2014年度に実施した基層講習会は以下のとおりです。それぞれの実施内容はタイトルをクリックしてください。
実施年月 | タイトル | 講師 | 備考 |
2010年9月 | 二輪車の運動力学(初級編) | 景山一郎 | 対面 |
2011年2月 | ドライバの運転動作モデルの基礎編 | 景山一郎 | 対面 |
2011年11月 | 板成形シミュレーションの適用の現状と材料特性の計測実験 | 髙橋進 | 対面 |
2011年12月 | 自動車振動騒音の基礎 | 見坐地一人 | 対面 |
2012年2月 | 自動車の運動力学の基礎 | 景山一郎 | 対面 |
2012年3月 | 自動車振動騒音の基礎 | 見坐地一人 | 対面 |
2012年7月 | ドライバの状態計測とその応用 | 栗谷川幸代 | 対面 |
2012年10月 | 二輪車の運動力学・中級編 | 景山一郎 | 対面 |
2013年3月 | 高周波MV解析技術講座 | 見坐地一人 | 対面 |
2014年7月 | 二輪車の運動力学(初級編) | 景山一郎 | 対面 |
2014年12月 | ドライバの状態計測とその応用 | 栗谷川幸代 | 対面 |
2015年3月 | 自動車の振動騒音中級講座 | 見坐地一人 | 対面 |
数理情報工学専攻修士2年の川田剛資さんが2025年3月6日に開催された自動車技術会関東支部学術研究講演会で発表した「高 H.P.自操車の移乗時における身体的負担度解析に関する研究(第1報)」がベストペーパー賞を受賞しました。この論文は見坐地一人先生と高橋亜佑美先生が共著者になっています。おめでとうございます。
学生・若手向けの自動車技術会二輪車の運動特性部門委員会主催フォーラム「現役エンジニアから若者へ送るメッセージ -バイク開発の舞台裏お見せします-」が2025年 1月24日(金) にオンライン開催されす。興味ある方は自技会サイトにアクセスして下さい。なお、本イベントの司会は景山一郎名誉教授が担当します。
NU-CARが後援する産学連携フォーラム「第19回自動車技術に関するCAEフォーラム2025春」が2025年3月4・5日に開催されます。聴講の登録受付も始まっていますので、ご興味ございましたらお申込みください。
イベント名: 第19回 自動車技術に関するCAEフォーラム2025
開催日程: 2025年3月4日(火)5日(水)
開催形式: リアル開催(会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター)
申込サイト:https://academy.impress.co.jp/event/cae202503/
主催:東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構 (UTmobI)
共催 兼 事務局:株式会社インプレス
企画:「自動車技術に関するCAEフォーラム」プログラム委員会
2024年7月3日と4日にドイツのバイエルン州ペンツィングで開催された第6回国際会議ROAD(Round Table for the Purpose of Autonomous Driving)2024 “Digital Twins for Automated Driving”の紹介動画がアップロードされましたのでご視聴ください。この会議には、NU-CARから景山一郎先生と原口哲之理先生が参加しました。第7回ROADは、2025年9月に神奈川工科大学で開催されます。